2019年08月25日

韓国ソウルでの映画『かけはし』初上映から2ヶ月、今思うこと。

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2001年1月26日、JR新大久保駅でホームから転落した男性を助けようと、日本人カメラマンと共に亡くなった韓国からの日本語学校生だったイスヒョン(李秀賢)さんの夢や足跡、そして彼が人々の心に遺したものなどをテーマに描いたドキュメンタリー映画『かけはし』が、2ヶ月前の6月25日に韓国で初上映され、埼玉で上映会を企画してくださった埼玉応援団の皆様のご支援で共に伺わせていただきました。


映画にご出演くださったスヒョンさんのお父様の李盛大さんが今年3月にご逝去され、日本国内では追悼上映会が5月からスタートする中、韓国上映に行く直前まで仕事に追われ、帰国後も日本全国上映に向けて慌ただしい日々を送っているうちに、あっという間に2ヶ月が過ぎました。

日韓関係は戦後最悪と連日マスコミが報じる中ではありますが、改めて思います。政治がどうあれ、これまで築いた心の絆が変わることはありません。そして今、このような状況の時だからこそ、より一層、「日韓関係が厳しい時こそ、民間交流による心の繋がりが大切です」という李盛大さんの最後のメッセージが身にしみます。


韓国ソウルの在韓日本国大使館 公報文化院3階ニューセンチュリーホールで開催された韓国初のドキュメンタリー映画『かけはし』上映会は、国際交流基金ソウル日本文化センター様の主催で行われました。


李秀賢さん、李盛大さんへの黙祷の後、駐韓日本国大使の長嶺安政様と釜山韓日文化交流協会理事長ソン・ドンジュ様、スヒョンさんのお母様のシン・ユンチャン様のご挨拶に続き、歌手のチュ・ガヨルさんのミニコンサートが行われた後、韓国初の上映会にむけてご挨拶をさせていただき、『かけはし』の上映会が開催されました。

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来場してくださった韓国の若者にインタビューすると「日韓の懸け橋になりたい」と熱く夢を語ってくれました。韓国での『かけはし』再上映に向けて熱い思いを伝えてくださる皆様の姿に、たくさんの感動をいただきました。


日韓が対立している今だからこそ、今一度 過去の歴史と謙虚に向き合い、世代を超えた憎しみの連鎖をくい止めるために、互いの意見を率直に語り合いながら、何ができるかを考えていくべき時なのだと思います。


平和は誰かに委ねたり、誰かから与えられるものではなく、私たち一人一人がつくっていくものなのだとつくづく感じます。


日韓関係が良い時も悪い時も変わることなく、これまで培われてきた両国の交流を絶やすことなく、心と心の絆を大切に深めていけるよう、『かけはし』上映を通して、我々自身もより一層の努力をしながら、引き続きスヒョンさんが私たちの心に遺したものは何か?をテーマに、第3章の製作に挑んでいきたいと思います。


来月9月20日〜23日、『かけはし』第1章で描かせていただいたスヒョンさんの頭文字をとって名付けられたLSHアジア奨学会の皆様と共に、スヒョンさんとお父様の李盛大様のお墓参りに韓国・釜山に伺わせていただき、製作中の第3章の取材もさせていただく予定でおります。


お力添えくださっている、スヒョンさんの母校の赤門会日本語学校の新井時賛様に心より感謝申し上げます。お母様の辛潤賛さんはじめ、釜山の皆様にお会いできることを心より楽しみにしています✨


posted by ぷらっとハッピー日記 at 17:23| 東京 ☀| 映画『かけはし』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする