2011年01月27日

李秀賢さんを偲んで

李秀賢さんが新大久保の駅で線路に落ちた日本人を救おうとして共に帰らぬ人となったのは、10年前の昨日のことでした。

昨日、四谷の主婦会館プラザエフで、李秀賢さんを偲ぶ会の10周忌が行われました。毎年1月26日の命日に行われてきた偲ぶ会は、今回で最後となります。今年も韓国からご両親が来日され、公演会が開催されました。


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会場のキャパシティーをはるかに超える皆さまにお集まりいただき、公演の内容はお聞きすることができないまま交流会の準備をしておりましたが、後ほどテープでご両親のお言葉をしっかり聞かせていただきたく思っております。


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▲来賓の方々とご挨拶されるご両親。



交流会は、ご来賓の岡田幹事長のご挨拶からはじまり、内山理事による歌も披露されました。ミューズの里からも、チャリティーライブ「がんばれ!留学生」を代表して、スパニッシュギタリストの菊地敏明さんが、心にしみるお話と歌を披露してくれました。


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ギタリストとして活躍中だった菊地敏明さんは、手の指の怪我をされ、一時はギタ―を辞めようかと考えた日々もあったと言います。絶望的な日々を送る中で、死を考える程までに落ち込んでいた時、線路に飛び込んでしまおうと思ったこともあった…そんな日々の中で…、李秀賢さんの事が何度も思い浮かばれ、「生きなければ」と思ったそうです。

LSHアジア奨学会の奨学生への寄付金を募るミューズの里♪チャリティーライブ「がんばれ!留学生」に初めて菊地さんからメールをいただいた時、どうしてもこのイベントに出演したい!という菊地敏明さんの熱い思いが書かれた文面を見て、胸が熱くなったことを思い出しながら、昨日の菊地さんのライブを聴かせていただき、涙がこみ上げてきました。

菊地敏明さん!本当にありがとうございました!
言葉の一つ一つが胸に響きました。そして、ステキなギターと歌をありがとうございます!
苦しみを乗り越えてきた菊地さんだからこそ伝えられる言葉、歌、ギターがあると思います。
これからもがんばって!(でも、がんばりすぎないでね!)そして、音楽の楽しさを皆に伝えてください!!

また、今回は、李秀賢さんが亡くなった事故現場にいて、その一部始終を見ていた目撃者でもある歌手のLIMさんも交流会にかけつけてくださいました。その時のショック…、そして、「なぜ自分はその時一緒に助けようとしなかったのか…」と自問自答する中で、10年たった今思うことを正直に語ってくださいました。偽りのない自分の正直な思いを、一つ一つの言葉をかみしめながら話すLIMさんの言葉を聞きながら涙が…。LIMさんは、毎月第一週目に開催されている「がんばれ!留学生」(次回来週2月4日)のスペシャルゲストとして登場くださる予定です!スパニッシュギターの菊地敏明さんもご出演されます!
※詳細は ⇒ http://charitylive.seesaa.net/ 


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そして、最後にギタリストの伊藤茂利さんの伴奏で、故李秀賢さんの母校の後輩たちが「李秀賢頌歌」〜忘れないよ いつまでも〜をハングル語で歌ってくれました。
3年前に初公演され、一昨年の1月26日の命日にミューズの里で再演された朗読劇「李秀賢頌歌」〜忘れないよいつまでも〜のテーマソングを歌ってくれた赤門会日本語学校の学生の皆さまの歌声! ホントに素晴らしかったです!! みんなありがとう!!秀賢さんと同じように、たくさんの夢や希望をもって来日している留学生の皆さん!祖国と日本の懸け橋になっていく留学生の皆さんを皆で応援していきたい!そんな気持ちが会場に広がっていきました。


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偲ぶ会は今年で終わりとなりますが、来年から故李秀賢さん命日にあたる1月26日に、朗読劇「李秀賢頌歌」〜忘れないよいつまでも〜を毎年公演していく予定です。故李秀賢さんが私たちの心に残してくれたものは何だったのか?それを掘り下げながら、朗読劇「李秀賢頌歌」を通して、これからも李秀賢さんの事を語り継いでいきたいと思います。

昨日はたくさんの感動をありがとうございました。




posted by ぷらっとハッピー日記 at 12:59| 東京 ☀| スタジオMUSE・音楽教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする